« 四日市よさこい祭り | メイン | 面 取 »

2007年11月27日

シュガーポット

近頃はコーヒーや紅茶に 生活習慣病を気にされているのでしょうか 砂糖を使わない方が増えて参りました。
でも依然としてスティックシュガーの詰め合わせなどは 会葬御礼の品などでよく戴いたりします。(反面,角砂糖はすっかり見掛けなくなってしまいましたが)
この傾向が続けば本来砂糖を入れていた壷 シュガーポットはお払い箱となってしまうかも知れません。
そういえばシュガーポットやシュガーレードルが 家庭用としては殆ど売れていないように思われます。

しかしシュガーポットは謂わば洋風蓋物で キャンディーボックスのような使い道やテーブルアクセサリーとして 隠し味的な役割も果たしてきたという実績がございます。
こんな実績からも是非復活してほしいものだと願っているのですが どうなりますか。
チョット話が逸れるかも知れませんが この写真のシュガーポットの場合 蓋をよく見ていただきますと 通常のシュガーポットの蓋はレードル差込用に溝切りがしてあるのですが ここのメーカーは中の砂糖を湿らせないようにとの配慮なのか その溝がありません。
砂糖の保管という視点がデザインに加わっています。 
こんな「ものの見方」が製品に反映された商品も 家庭用品の中にはたくさんあります。
細かくチェックされますと デザイナー(作家)とのコミュニケーションが図れるかも知れません。
これも器の秘かな楽しみ方の一つです。

投稿者 Sugino : 2007年11月27日 08:28

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/759

コメント

コメントしてください




保存しますか?