2007年11月22日
ハーブ&スパイス
スパイス(香辛料)は特有の香りや辛味を持ち 料理に彩りや風味を加える植物性の食品を指します。
このスパイスは種子や果実 葉や蕾 樹皮から根まで植物のあらゆる部分が使われますが 日本ではそのうち 葉や茎を使うものをハーブ(香草)と呼んでいます。
ハーブ,スパイスと洋風の呼び名ですので 西洋のものと思われがちですが ミツバや山椒など日本原産のものもれっきとしたハーブでありスパイスであります。
このハーブやスパイスと人との係わり合いは非常に古く 狩猟時代既に魚や肉の腐敗防止として使われていたと考えられています。
亦 古代エジプトではミイラの保存にも使われていたと伺っています。
更に中世に入りましても シルクロード交易で金や銀と同等の貴重品として取引され 今日に至っています。
そしてこの科学万能の今日でも 数万年の時空を経て 殺菌機能から生体調節機能や発ガン防止機能まで期待されるに至っております食の知恵なのです。
このハーブやスパイスの栽培はどれも余り手が掛からないようで 当商店街の花壇などにも植えてみようという意見まで出ています。
そこで来月より「ハーブ&スパイス」のカテゴリーを加え 一つずつご紹介して参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
写真は当商店街の植え込みの一角で 秘かに栽培している山椒です。
投稿者 Sugino : 2007年11月22日 05:57
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