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2007年11月14日

イニシャルグラス

先日の日曜日(11日) 叔母の喜寿を祝う会という会が開かれまして ご招待戴きましたので行って参りました。
近頃の長寿には違和感を覚える方も多いと思いますが この叔母も例外ではなく私たちと同年と申し上げても(或いは精神的には私たちより遥かに若いのではないかと) 決して誇張とは思えないくらいの方です。
戦争体験,夫と嫁の夭逝,伊勢湾台風などなど 並みの苦労では語りきれない体験をされてきましたが それらをサラリと云って退ける器量があります。
亦 事業家でしたので 当然ながら現役の間は事業一筋でした。
それがご長男が後継者となられ暫くしてからは 旅行に絵画にフラダンスなどなど 隠れた才能が一気に開花したようなそんな印象を受けました。

そんな母に「何もしてあげられなかった」と自嘲気味に話すご長男ですが 事業は元よりこうして立派な会を開かれ 母上も終始笑顔が絶えませんでした。(元々根の明るい方です)
「孝行したくとも親はなし」の私にとっては反省しきりのひと時でしたが 気持ちの良いご家族に触れさせて戴き 久し振りに仕事を離れて心が洗われる時間を過ごす事が出来ました。
改めまして御礼申し上げます。

この席で引出物に使われましたのが 写真の叔母の作品であり カガミクリスタルのイニシャルグラスです。
開扇は桑名名物の石取り祭りのお囃子が聞こえてくるかのように生き生きと描かれ グラスはご本人が選ばれたのですが シャープでどちらかと言えば男性的なカットグラスですよね。
こちらも心を込めて出席された方々のイニシャルを 個別にサンドブラスト加工致しましたので 末永くご愛用賜わりますようよろしくお願い申し上げます。

投稿者 Sugino : 2007年11月14日 08:10

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