« 赤絵汲出碗 | メイン | グイ呑の新商品 »

2007年10月22日

豊穣柿

実りの秋は果物も豊富に出回ります。
その代表の一つに柿が挙げられますが この時期に田園地帯を走りますと結構庭に植えてみえるお宅が多いのに気が付きます。
実が付くまでに8年待たねばならないのでしょうが 私など素人は葉っぱの状態では何の木だか判別できませんので ここへきて初めて気が付くのです。
さてこの柿の木 日本原産だとか中国から渡来したものだとか言われていますが 数千年前からの遺跡より種が発見されるなど 可也古くからのお付き合いであったようです。
私共も時折頂戴しますが 偶にしっかり渋いものに当ったりすることもあり これらを外見から見抜く事はできません。

そこで渋抜き(脱渋)の方法を調べましたところ 比較的簡単な方法がありましたのでご紹介させていただきます。
先ず渋柿をビニール袋に入れ 焼酎を振りかけて袋の口をキッチリ閉め保存します。
柿は干し柿があるように保存食としても利用されていますので こうすれば即効は期待できませんが渋が糖に変化して甘くなります。
市販されています「さわし柿」や「たる柿」は ビニール袋に替わって樽を使い同様に渋抜きしたものです。
亦 柿の葉は葉が茂った時に摘み 水洗いの後陰干しして乾燥させます。
ある程度乾燥したところで紙袋に移し 口をしっかり閉めて吊るしておきます。
これを1cm幅位に切り茶缶に入れておけば 何時でも煎じて召し上がっていただけます。
実と同様 ビタミンCを豊富に含んでいますので 高血圧の予防に二日酔いや風邪の抑止に効果があるともいわれています。
こちらも併せてお試し下さい。
尚 柿の種はビールのおつまみにどうぞ(?)

* 写真は甘~い豊穣柿の銘々皿です。

投稿者 Sugino : 2007年10月22日 08:43

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/722

コメント

コメントしてください




保存しますか?