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2007年10月27日

カレーとスパゲティー

根強い人気のカレーとスパゲティーですが 写真のカトラリーは以前にご紹介しましたカレースプーン(曲げにご注目)にパスタフォーク(滑り止めにご注目)です。
選ぶプレートの基本は何れも大き目がポイントで 特にスパゲティーは器の中で解しながらフォークに巻き付けますので それだけのスペースを頭に入れて出来れば料理と余白はフィフティ・フィフティが見た目もきれいな盛り付けとなります。
亦 スパゲティーそれ自体何種類かのソースを使い分けますので 器も料理が映え料理の持つ雰囲気を大切にするために何種類かのディナープレートをご用意されると良いですね。
例えばトマトソースの赤を引き立たせる純白とか 茸などの具材の持つ雰囲気を民芸調のお皿で表現するとか 一つのスパゲティーという料理が全く違った料理として甦ります。

<アルデンテ>
パスタを茹でる時 少量の塩(パスタ100g、水1000cc、塩5~10g)を加えますが これには理由があります。
麺の表面を素早く固めて 表面だけ茹ですぎるのを防ぐのです。
この際 麺の中心に少し芯が残って これにより歯応えを感じる理想的な茹で加減となり この状態をアルデンテと言います。
塩だけに頼らず 強火のままで表示された調理時間より少し早めに茹で上げると良いでしょう。
1本摘まんで試食してみてください。
亦 カレーの場合予めカレーをかけて出すときは カレーはご飯にまぶしながら自分の好みの辛さを選んで食べますので 全面的にかけないほうが良心的ですし ご飯の白とカレー色の対比が楽しめます。
辛味が足りない方のために ソースボートにレードルを添えて注ぎ足して戴けるようにすることも大切です。
薬味も予め添えて出すのであればカレーにかからないようにするか 適量に個人差があるようでしたら写真の薬味入れを使ってください。

投稿者 Sugino : 2007年10月27日 06:12

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