« 手描楕円盛鉢 | メイン | ピラフとチャーハン »

2007年06月14日

メインディッシュ

今日は朝から雨模様。
いよいよ昨年より一週間ほど遅れての梅雨入りでしょうか。
気象に関しては 今年はエルニーニョの対語「ラニーニャ現象」なる余り聞きなれない言葉が発表されていますが 過去の例から推測すると梅雨前線の活動は活発になるものの 梅雨明けは早くこの夏は猛暑となると言われています。
その時期に相応しい気候ということでしょうか。
気象の話題から食器に戻しましょう。
今日は洋食のメインディッシュについてお話します。

フルコースのメインディッシュは10吋(26~7cm)のディナープレートです。
料理は魚料理と肉料理がありますが どちらか一方の場合料理のポーションは少しボリュームを加えたものにします。
肉料理の最もポピュラーなおもてなしは万人受けするステーキですが 焼き加減に好みもありますので伺ってから焼きます。
替りにシチュー類のような汁気のあるものでおもてなしする場合は 9吋(23cm)で深めのスープ皿を使用し 付け合せは別盛りとなります。
材料は一般的に食べ易さが考慮され スペアリブやラム肉,カモ肉のようにクセのあるものや堅いものは避け 魚も白身で骨抜きされたものが無難です。
付け合せは主菜が火を通したものであれば 温野菜のように同様火を通したものを少し控え目にが基本です。
ソースはたっぷりかけないで材料が半分見えるくらいにかけますが かけて見栄えが悪くなるようであれば 予め主菜の下に敷いておきます。
リムスペースをソースなどで汚さないよう見栄えにも気を遣ってください。
亦 盛り付けは主菜を手前正面に 付け合せは和食と違って主菜の向うとなり全く逆のポジションです。

投稿者 Sugino : 2007年06月14日 04:48

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/592

コメント

コメントしてください




保存しますか?