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2007年02月02日

稲荷寿司

稲荷神社の総本山は京都の伏見稲荷大社ですが 屋敷神として企業などでは工場敷地内に祀ってみえる所もたくさんあり 社は無数と言ってもいいほどです。
本来は農耕を司る神であったようですが 今や産業全般の神と信仰されるようになり このように広まって参りました。
ご存知この神の使いである狐は こうした稲荷神社の門前に狛犬に代り鎮座しており その好物である油揚げも供えられるようになっております。

この伏見稲荷大社の祭神が降りたのが 和銅4年(711年)の旧暦2月の初午の日であったことから この日に五穀豊穣を祈念する「初午祭」が行なわれ 江戸の頃より使者の好物に肖って稲荷寿司を食べる習慣が出来たようです。
この稲荷寿司は味濃く煮含めた油揚げと サッパリとした寿司飯のハーモニーがポイントでしょう。
亦 忘れてならないのは盛り付けです。
シンプルな料理だけに写真のような落ち着いた盛皿を使われれば 黄金色の稲荷寿司と大皿の織部の色の対比がお楽しみ戴けます。
最後に口直しの紅生姜を添えることもお忘れなく。

* 織部角盛皿(発売後10年を経過しています)

投稿者 Sugino : 2007年02月02日 04:41

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