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2007年01月21日

食べ合せの吉と凶(1)

食べ合せと聞いて 本当にあるのかどうか疑ってみえる方もおられるでしょう。
余り深く詮索なさらないで 料理(食材)同士の相性とお考え戴ければ良いかと思っています。
先ず吉の方ですが 以前冷奴のコラムで天盛にはネギにアサツキ オカカに卸し生姜などと書かせていただきましたが この中でも取り分け栄養を補完し合うという意味で「オカカ」がお勧めです。
どちらも良質の蛋白源ですが このタンパク質は複数(全種で20種ほど)のアミノ酸によって構成され このうち体内では合成出来ず食品から摂取しなければならない必須アミノ酸(8種)は 食品によって構成要素がそれぞれ違っています。
具体的に調べてみましたが 直ぐに忘れてしまいましたのでここでは記述いたしません。
しかしこの組み合わせはやはり古人の知恵と申しますか 偶然にも動物性と植物性の組み合わせとなっています。
こうした意味で豆腐の天盛はオカカがベストです。
今なら湯豆腐ですが どうぞお試し下さい。

逆に食べ合せ凶の代表のように言われているのが うなぎと梅干ですね。
本当にそうなのか我が身で実験された方も見えるようですが 何も起きない方も沢山見えるようです。
ただ食物学的にはうなぎは脂肪を多量に含んでいるため 梅干の強い酸味が刺激し合って消化不良を起す事もあるそうです。
胃腸が弱っている時には触らぬ神に祟りなしが 無難なようです。

投稿者 Sugino : 2007年01月21日 06:52

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