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2006年12月11日

志 野

ポッテリと何処となく愛嬌を感じる志野ですね。
志野は茶陶として 織部,黄瀬戸と伴に桃山期という同時期に美濃で焼かれました。
このためか織部と黄瀬戸 或いは織部と志野という組み合わせは非常に相性が良く 私共の店でも一器でこれらを掛け分けた品がいくつかあります。
もちろんこれら二器を併用しても 茶陶に限らず一般食器でも至極自然に収まります。
絶妙の色彩感覚ですね。

志野は長石釉を分厚く掛けた日本で最初の白い焼物といわれていますが 柔らかい土で乳白色の所々にほんのりとした緋色が見られます。
左の下地に鬼板という鉄化粧を施した鼠志野も参考にしてください。

<志野の種類>

無地志野 絵志野 鼠志野 桜志野 紅志野など

投稿者 Sugino : 2006年12月11日 07:20

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