2006年09月22日
麦藁手
粉引をベースに麦藁手のたっぷりとした湯呑。
茶托は小判型の杉の根来塗。
(この茶托は湯呑の溝彫がありませんので 銘々皿としても使用できます)
店内の二つの商品を組み合わせてみましたが 色合いと大きさ,そして形状のバランスが上手く取れたなかなか良い組み合わせだと思います。
(手前味噌のようで恐縮です)
麦藁手とは黒,赤,藍,茶など一色のやや太目の縦縞が描かれたもので その素朴な手描のラインに独特の雅趣があります。
このような縦のラインはやや細めの十草,多数縞の千筋とも呼ばれ 特に区分されているものではありません。
馥郁としたお茶の香が漂う雰囲気があり 亦粉引の白はお茶を目で愛でるにはベストですね。
秋口から冬にかけての色遣いです。
投稿者 Sugino : 2006年09月22日 04:07
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