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2006年09月12日

月見酒

酒徒なれば 何かと理由をつけては酒宴を開くものですね。
お月見もその一つです。
さあ 盃をお酒で満たしてください。
写真の酒器なら 酒盃に満月が写ったように見えます。
両方の月を愛でながら 灯火を消して酌み交わしましょう。
花見酒や雪見酒も情趣がありますが 冴えた月の美しさは決してこれに劣らない肴となります。

亦 陰暦の8月15夜の月が仲秋の名月で(今年はチョット遅くて10月6日だそうです) この夜は衣被をお供えするところから「芋名月」とも呼ばれていますが これに対して9月13夜の月を「栗名月」と呼んでいます。
両方のお月見をされる事をお勧めします。
肴には是非写真の小鉢(竹取物語)を使ってください。 5枚を順番に見ていただけば欠けた月が次第にまーるく満ちていくのがお分かりでしょう。

月々に 月見る月は多けれど 月見る月は この月の月

日本人はこんな言葉遊びをしていたのですから 余裕があったのですね。

投稿者 Sugino : 2006年09月12日 01:23

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コメント

お月見の器、ステキですね。エーと、また今年も干支をお願いします。

           

投稿者 くるべ先生の親戚より  : 2006年09月23日 14:16

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