« キバナコスモス | メイン | 寿司湯呑 »

2006年09月04日

お米と飯碗

そろそろ美味しい新米の出回る頃となって参りました。
毎日使う飯碗
日本人を支えるお米と飯碗ですが 貴方は飯碗を選ばれる時 何を基準に選ばれますか。
先ずお米や飯碗に対する思い入れは 空気のようなものであって特に意識する事など殆ど無いという方が多いでしょう。
日常は意識されないのが普通で 非日常となって始めて意識されます。
しかし日常は非日常の連続と意識すれば 日常に対する意識が180度変わってしまうのではないでしょうか。

戦後の日本は敗戦体験より 米作農家に対し長きに亘り保護政策を採って参りました。
(実際の補助率は国際的にも日本は下位の部類だったそうですが)                      その後米需要の減少に伴い減反政策が採られ 今日なお田畑は埋められ続けています。
現在どの程度の政府備蓄があるのか分かりませんが 豊作,凶作の繰り返しは農業の宿命でパニックも何度か経験しています。
経験する度に品種の改良やら土壌の改善なども進められてきた筈です。

自由貿易を標榜する国は 自由貿易を主張しながら国内では保護政策を採り 実は農業に輸出ビジネス(或いは出身地産業の利益)を絡めた戦略だと主張する方もいます。
農業は純粋に農業であっても相場は動きます。 そこにビジネスや特定団体等の思惑(利益)が絡めば 話がややこしくなるばかりか農業自体の崩壊に繋がりかねません。
現在 地球規模で砂漠化が進み このため不測の事態が発生する危険度は益々高くなっています。
何時何が起きてもおかしくない状況です。
地球保全を最優先する国際機関のリーダーシップが問われているところです。
亦 保護政策を享受した業界(団体)は国際競争力がないなどと話をすり替えないで 農業それ自体日本人の生命維持の根幹に係わるものだけに 自給体制を完成させる政策面での強化が叫ばれているところでもあります。

長々と全く見当違いの寄り道をしてしまいました。

いずれにしましても大切なお米です
飯碗と湯呑は可也豊富に品揃えしておりますので 大きさや形状,デザイン(絵柄)や重さを手にとって量り 糧としてのお米を最大限生かす好みの使い易い飯碗を選んでください。

<芯のあるご飯>

今は炊飯器の普及により失敗ご飯は少なくなりましたが 少ない水加減であったり 水への浸けおき時間が短かったり(夏場は最低30分,冬場は1時間)しますと ご飯に芯が出来てしまいます。
でもご心配なく 米カップ3に対して各大さじ1の酒と水を振りかけ 水分が切れるまで蒸らしてください。
程好くご飯がリフレッシュされます。

投稿者 Sugino : 2006年09月04日 06:33

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/297

コメント

コメントしてください




保存しますか?