« 金継ぎ:その2 | メイン | ビギン »

2006年07月21日

蛍 手

これも素地への装飾技法の一つですが 写真は蛍手の花瓶と灰皿のセットです。
素地を透かし彫にして その隙間を透光性のある釉薬などで塞いで焼いたものを蛍手といいます。
その部分が光を透し 文様が浮き出て丁度蛍の光のような効果があるためこの様に呼ばれているのです。

中国の明の時代に創始されたといわれていますが 透かし彫により生地に穴を明けるため 有田焼のような堅い白磁の物に多く見られます。

写真は当店扱いで30年来変わらぬ(デザイン,価格とも)
                   「ホタルレリーフ10客煎茶揃」
白い湯呑はお茶の色がきれいで リピート買いのお客様もたくさんいらっしゃいます。

投稿者 Sugino : 2006年07月21日 07:27

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/235

コメント

コメントしてください




保存しますか?