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2006年06月04日

カトラリー

日本人であれば 食事は二本の箸でどんな料理もこなしてしまいますが 外国の方は用途によってこんなに必要なんですね。(注・・・この中には日本人が考案したアイテムもいくつかあります)
勿論日本人の私たちは これ全て揃える必要はありません。
カトラリーは先ず材質から大きく分けて 銀製とステンレス製があります。
何と言っても銀製が優雅で美しいのですが 高価な上 まめに手入れをしないと直ぐに黒ずんでしまいます。(金属食器のお手入れをご参照下さい)
おもてなし用とお考え戴ければ良いと思いますが 普段使いなら世話なしのステンレス製で充分です。

さてこのステンレスも良く見ていただきますと 18-8とか18-10といった数字が刻まれていますが これはご存知クロームとニッケルの鍍金合金比率を指しています。
基本的には18-8以上の(何も表示のないものはクロームのみ)ステンレスをお勧めしていますが これはクロームの強度とニッケルの防錆効果のバランスがこれで充分ということです。
更に良く見ていただきますと どのナイフにもステンレスの数値表示がありません。
これは強度を優先した結果で 全て18-0クロームとなっています。
ナイフについてはもう一つ 刃がギザギザのノコ刃というのがあり 切れ味はいいのですがプレートの表面を傷付けかねません。ボーンチャイナのプレートにはノコ刃は厳禁です。
更にもう一つはハンドル部で 最中ハンドルといって中空になったのがございます。
これは一枚鋼ののナイフより遥かに堅牢で ある程度の太さがあって握り易くなっています。
種類としては 食事用にテーブル(デザート)ナイフ テーブル(デザート)フォーク テーブル(デザート)スプーン ティータイムにティー(コーヒー)スプーン ケーキ(ヒメ)フォーク の5種が基本です。
どうぞ 参考にして下さい。
写真は 18‐8ステンレス・パレス(ノリタケ金属製)

投稿者 Sugino : 2006年06月04日 02:31

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