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2006年05月15日

梅 干

世界は広しと言えども 日本ほど漬物の種類が多い国は他にないでしょう。
亦いくら洋食通の方でも 日本人は「あの漬物で白い飯が食いたい」と漏らしてしまうのです。
元来漬物は保存食として利用されてきたものですが 生の野菜が持っている本来の栄養素を損なうことなく むしろ発酵で生まれる酵母や乳酸菌が付加された健康食品であるといえます。
しかし漬物好きの方にとってはそんなことよりも コッテリした料理の後のサッパリした対極の食感が魅力なのでしょう。
昨日沖縄が梅雨入りし前線の北上とともに 亦その代表の一つである梅干作りのシーズンとなりました。

近頃の減塩ブームにあって 減塩漬け(梅の10%程度の塩)に挑戦したけれどカビさせてしまった という失敗談を時折耳にします。
塩(20%程度が目安)を減らした場合は 重石を掛け早く水が揚がるようにするのが良いでしょう。
亦 梅干はその酸味により酸性食品と誤解されている方が見えますが 立派なアルカリ食品です。
人間の体は酸性とアルカリ性のバランスが大事なのですから コッテリしたもの(大抵は酸性食品)の後 漬物を食べるということは理に適ったことです。

梅漬けの道具は甕の他に重石、落し蓋、水抜き等が必要です。
サイズと伴に全てそろえてございます。
亦 甕は写真の半胴型の他切立型、ガラス蓋漬物器もございます。
店頭にてご確認下さい。 (特別価格にてご奉仕中)

投稿者 Sugino : 2006年05月15日 13:10

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