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2006年01月10日

はなむけ

春は卒業そして進学,学生から社会人へと巣立つ 言わば旅立ちの季節でもあります。
先人は新たに旅立つ人の門出の祝いに 菜(小松菜)と鶏を炊き合わせて「名を取れ」と励ましてきました。(菜鶏に名取をかけたもの)
 これは日本人が如何に名を大切にして来たかという証でもありあます。
昨年来 耐震強度の偽装やライブドア騒ぎといい モラルに反する事件が相次いでいる中 この菜鶏の炊き合わせが象徴するように 古人は「日本人」という名を汚さない,名に恥じないという事に 大変気を遣ってきた気質であったように思われます。
残念ながら何時からか このモラルというタガが緩んでしまったようです。

<門出の祝い膳(菜鶏炊き合わせ)にピッタリの器>

* 羽柴兵衛作 赤絵花紋5.0片口鉢(5客)   ¥18.900-

投稿者 Sugino : 2006年01月10日 10:46

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